古楽、というジャンルについてほとんど知ることの無かった私が、10年間のドイツ滞在中に体感した本場の古典音楽の響きは、とても優雅で繊細な美しい旋律と同時にエネルギーに満ち溢れた激しさをも持ち合わせていて、実に表現の幅が広くかつ豊かな気持ちにもなれる不思議な音楽でした。 さらにそれぞれの曲からは当時のヨーロッパの薫りや王室の雰囲気などが伝わってくるという味わいの深い音楽でもありました。
近年はヨーロッパで活躍される日本人古典楽器奏者も増えているということですので、技術者である私も古典楽器の復興現場で習得した技術を生かして少しでも日本のチェンバロ、ピアノ愛好家のお役に立てれば幸いと思います。
世界中のコンサートホールや音大等に納品実績があり、日々活躍し続けて既に百年以上の長い歴史を誇るドイツの名門古典楽器工房との技術提携により、日本に於いても質の高いサービスを目指します。
またピアノ講師の方々にも古典楽器を身近に感じていただき、古楽の響きを是非ともレッスンに生かしていただけるように努力してまいりたいと思います。
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